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1150GSのリアホイールを手に入れ、加工していました。
もちろん旋盤とかはもっていなく、大学の先生は卒業生に貸してくれないし、なおかつ現物あわせをする必要があった(ブレーキ周りの仕様設定をころころ変えていたので)ので、自作冶具を造り手作業でリアホイールのボス周りを4mm削りました。
冶具造る前は荒めのバルブコンパウンドでしこしこやっていたので1日3時間を一週間やっても0.2mmしか削れませんでした。
これで約25mmあったタイヤオフセットは21mmへ。
タブーとされているスイングアームのオフセットも右側に目一杯ずらして、ドライブシャフトがスイングアーム内部に当たらないか確認、ユニバーサルジョイントが二つあれば大丈夫そうと自分に言い聞かせOK。
これでオフセットは17mm。
タイヤはミシェランのパイロットロード2。
BSの特許が切れて、最近作られた真ん中と左右のコンパウンドが違うという代物。
サイズは170/70−17。リムサイズを4.5インチと勘違いしていて(ほんとは4.0インチ)オークションで程度の良い中古を買いはめてみたら(墨田区のベストバランスさんでバルブ新品交換込みで4000円です)やたらとエッジがサイドまで回りこんでいる。(ほんとは150幅が正解)
もう滑りそうなプロファイルなのが一目でわかります。
ラジアルをはきたかったのは、軽量化。特にミシェランは軽いと聞いていたので。
BSと同サイズで比べると1.5kg近く軽い!
ノーマルの100GSだと13kg
1150GSとこのタイヤだと12.4kg(900gのディスクは除きます)
対バイアスだと2.5kg位も軽量化できるんです。
スポークにこだわるのは路面に対する汎用性。
ハブの面精度を0.3mmまで追い込んだところで、走行会があり時間切れ。
いろんなタブーをぶっつけ本番で試す事になりました。
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