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注文していたベアリングプーラーが届いたので、ベアリングを外しました。
参考までに付いていたベアリングを以下に示します。
マシンはR100GS-PD 1989年製です。
入力シャフト・リア側 6304C3開放型 ドイツ製
中間シャフト・フロント側 6304C3開放型 ドイツ製
中間シャフト・リア側 6304C3片面シール型 ドイツ製
出力シャフト・フロント側 6403C3開放型 ドイツ製
出力シャフト・リア側 6304C3両面シール型 イタリア製
なぜか出力シャフト・リア側だけイタリア製なんですよね。ここは一番負荷がかかる所だと思われるので、ここだけ交換されたみたいです。でもクライマーのマニュアルや、BMWメンテナンスブックを見ると開放型になってますね。ケースを見るとこのベアリング用の油路が確保されていないようなので、今回は付いていた物と同じ両面シール型に交換します。
また片面シール型ですが、入手が困難なのでNTNの営業所に電話して聞いた所、両面シール型の片方を、シールとインナーの隙間にマイナスドライバなどを差し込んでゆっくり持ち上げれば外れますよとのことなので、この方法で行こうと思います。
あとNTNの6304C3の後に、/XXという記号が付いていたので、これについても聞いた所、封入されているグリスの種類だそうで、以下のような特性があるとの事でした。
4E 高温用 -30℃〜150℃
5C 高温用 -30℃〜175℃
5K 汎用 -40℃〜150℃
以上です。
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