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今ロドのGSには336カム、ジーベンの9.5ピストン、TMR、ノーマルボックス用K&Nエアクリ(蓋は天井が無いくらいの大穴あけてます)、ノーマルマフラー系統、ボイヤーのフルトランジスター点火モジュールがくっついてます。
ボッシュの調子が悪く、大電流を喰らうので、正確なことはいえないのですが、始動性がしじょうに悪い!
んっでもってキックでもかかりません。
で昨日レーサーにくっつけてほったらかされていたMSDが生きていることを確認し、配線しました。
プラグギャップ1,4mm、MSD対応でさえ、キックじゃかかりません。
裏技でボイヤーのピックアップセンサーの位置を20度くらいずらし、ビーン缶を車体に装着後も目一杯進角側に振ってキック。
案の定あっさり始動。でも走れば、もちろん進角しすぎているので、気持ちよく走りません。
タイミングライトでチェックすると、ビーン缶を目一杯遅角させてアイドルでZマークが出るくらい!
つまりこの時点でアイドルで32度進角している。
でもそこでキックするとかかりません。掛かるには32度プラス20度位必要って事です。
暫く考察。
よく車体につけたMSDの火花をチェックするのにビーン缶外してピックアップ軸をくるくる回すんですが、回転が遅いと、火花が飛ばなかったりする。
結局ビーン缶からボイヤーなり、ノーマルのトランジスターに行く信号は電圧変化なので、ビーン缶に印加してる電圧調べると、1、0V。
試しにボタン電池直列3の電源を加えると、ばちバチ火花が飛ぶ。
ちなみにMSD単体では12vくらいの信号電圧が必要でした。
磁界の変化を電圧に換えて信号とする、ノーマルのセミトランジスタ、ボイヤーのフルトランジスターシステム。
このGSみたいにキックしても大してクランクが回らず、しかもカム軸同軸のピックアップ部はさらにその1/2!!! 磁界の変化なんて時間単位で考えると???
これじゃあ、火花が出たり出なかったりしてるのでは?
圧縮上死点探すのと同時に公約数的に同じタイミングでセンサーのピックアップ部がうまいポジションにないと、キック一発てのは難しいんじゃ?
逆にポイント式は磁界の変化式のタイプに比べて信号がはっきりしてるはず。
キックでかけるなら、ポイント式に軍配が上がるような気がしますよ!!
でもボイヤーの滑らかさを知ってるんで、発展的に考えるなら、ピックアップを光学式とかにしてみたらと考えてます。
昔、クランク軸から駆動でDAYNA2000を使用しようと始動にまで漕ぎ着けたんですが、なんか、うまくいかず。
今度はよいピックアップを成功させたいです。
あと、吸気が良くて排気が悪いと始動性が悪かった記憶もあるので、ここも要チェックしてきます。
経過報告でした。
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