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 ▼発電回路の改造  RYO 04/9/20(月) 18:06
   ┗Re:発電回路の改造  RYO 04/10/25(月) 12:29

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 ■題名 : 発電回路の改造
 ■名前 : RYO <ogawa@abox7.so-net.ne.jp>
 ■日付 : 04/9/20(月) 18:06
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   以前に発電回路の改造を実験すると言ったRYOです。
今回何故回転が低いと発電しないかと調べると発電の順序は下記の様になっていました。
停止時
ジェネレータワーニングランブを通りレギュレータに2.5V与えられローターには1.25Vの電圧が供給され少し励磁される
始動開始
エンジンがかかり回転を始めるとローターが励磁されていることにより+Dに電圧が発生し始め2.5Vより大きくなりよりローター大きく励磁され+Dにより大きい電圧が発生する。そしてその電圧が+12Vになるとランプの両端の電圧が等しくなり消灯する。
1500回転以下で発電しない理由
上記の様に2000回転以上では+Dには+12V以上の電圧が発生しますが1700回転を切る頃から電圧は下がり始めます。すると同時にローターにかかる電圧も下がり励磁が弱くなります。弱くなれば+Dの電圧が下がり又ローターの電圧が下がるの繰り返しとなります。
今回の改造内容
他の発電機はジェネレータの+DFに+12Vを常にかけているので発電中は常に+12Vをかけるようにする。
エンジン停止時に+12Vをかけているとジェネレータ及びローターを焼損する可能性が有るので停止時は今まで通りワーニングランプのみから電圧をかける。

改造回路の説明
エンジン停止時
追加リレーRLは動作していないので今まで通りの動作をする
エンジン始動
エンジンが始動し回転が上がると+Dの電圧が上がりリレーRLをオンする。
リレーRLがオンすると+12Vを引火する接点が閉じ+DFに+12Vが供給される。
1500回転以下
1500回転以下になると+Dの電圧は下がるが+DFには+12Vが与えられているため今までの様にローターの電圧は下がらず+Dの電圧降下大幅に改善される
500回転以下
さすが500回転以下になると+Dの電圧も下がりリレーRLを保持できず+12Vの接点を開きジェネレータへの電気の供給を停止する

今回改造による結果
一度2000回転以上で発電すれば1000回転でも発電する様になりました。
本日改造したばかりなので保証はしませんが暫らくこれで使って見ようと思います。
尚、ジェネレータは標準の赤です。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:発電回路の改造  ■名前 : RYO  ■日付 : 04/10/25(月) 12:29  -------------------------------------------------------------------------
   週末ひょんな事からこの回路のパグを見つけました。
エンジン回転を2000回転以上の場合エンジンキーを切ってもエンジンが切れない。

理由
追加リレーの接点を通して12Vをレギュレーターに供給していますがエンジンキー
を切ってもレギュレータへの電力は小ダイオードを通して供給され強いてはリレー接点
を通してイグニッションコイル等にも供給されるためキーを切っていないと同じになる

改造方法
リレー接点に12ボルトから接点に向けダイオードを追加し接点からの逆流が
無いようする。
改造後かなり走りましたが今のところ順調に動作しています

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